2021年10月01日 | お金のこと -Wealth-
日本人の3大疾病の一つであるがんは、いつ、誰が発症しても不思議ではありません。
そのため、医療にまつわる保険を選ぶ際は、通常のケガや病気への保障のほか、がんへの保障も検討しなければなりません。
とはいえ、保険商品は複雑なものも多く「がん保険と医療保険ってどう違うの?」と疑問に思う方も多いでしょう。
がん保険とはそもそもどのような保険で、医療保険とはどう違うのか、詳しく見ていきましょう。
「がん」と聞くと、自分には縁遠い病気のように感じる方も多いかもしれません。統計を見ると、現在の日本は2人に1人ががんにかかる時代です。
私たちの健康とがんを取り巻く環境について紹介します。
現代の日本では、国民のうち2人に1人は、一生のうち一度はがんと診断されます。正確には、男性のうち65.5%、女性の50.2%ががんにかかるという統計データがあります。
がんは「自分には無関係な病気」「不健康な人だけがかかる病気」ではなく、誰がかかっても不思議ではない病気なのです。
がんにかかる確率が高い一方で、医療技術の進歩により、完治できる確率も高まっています。
がんは「死亡率の高い恐ろしい病気」というイメージも強いかもしれません。
実際には、早期発見することで、進行をコントロールし、効果的に治療を行なえる「対処できる病気」といえます。
かつてがんは、入院をともなう手術での治療が主流の病気でした。しかし、がんの治療は多様化が進んでおり、患者ひとり一人に適した治療を選択できる時代になりました。
手術をともなわないケースも増えてきており、診断前と同じ生活を送りながら、治療を受けている方も少なくありません。
がん保険は、医療保険と同じく健康に対するリスクを保障します。そのなかでも保障対象の病気をがんに限定し、より手厚いサポートを受けられるようにした保険商品です。
一般的に、がん保険の保障内容は以下の5種類が存在します。
・診断給付金
・入院給付金
・手術給付金
・通院給付金
・がん先進医療給付金
保険商品によって、上記すべてを盛り込んだもの、一部を特約扱いにして保険料を抑えたものなど、内容はさまざまです。各保障の具体的な内容を見てみましょう。
・診断給付金
最初にがんの診断を受けた際に、給付金を受け取れます。金額は保険商品によって異なりますが、50万円から200万円程度が一般的です。
用途が特に指定されていないため「入院の準備」「減少する収入への備え」など、さまざまな使い方ができます。
がんにかかった際、健康面と並び不安に感じるのが経済的な負担です。診断を受けた時点で、まとまった金額を受け取れるのは心強いポイントです。
・入院給付金
入院給付金は、がんで入院した際に「一日につき○円」という形で受け取れるお金です。一日5,000円、1万円などと設定するのが一般的です。
入院給付金は、多くの医療保険でも用意されています。がん保険が医療保険と異なるのは、多くの場合入院日数の制限なく、サポートがより手厚い点です。
がんの治療では入院が長引くことも多いため、給付の残日数を気にせず治療に専念できるのは大きなメリットです。
・手術給付金
がんの治療で手術を受けた際に受け取れる給付金が、手術給付金です。こちらは「入院給付金の○倍」や「基本給付金額の〇倍」と金額が設定されるケースが多くなっています。
例えば、入院給付金が一日1万円の保険商品を考えてみましょう。この場合、入院給付金の10倍の保障を設定していれば、手術の際に10万円が給付されます。
がん保険によっては、手術や放射線治療を、一律に「治療」と分類し「治療を受けた月ごとに○万円」という形で保障するものもあります。
・通院給付金
通院給付金は、通院日数に応じた金額が支払われる保障です。通院による治療の重要性が増していることから、通院給付金も手厚く保障されるがん保険が増えてきています。
がん保険によっては、入院給付金と同程度の通院給付金を用意しているものもあります。通院給付金は、退院後の通院治療に対して支払われるのが一般的です。
しかし、アクサ生命の「マイ・セラピー」をはじめとした一部の保険では、入院をともなわない通院治療に対しても、通院給付金の支払いが可能となっています。
・がん先進医療給付金
がんの治療で先進医療を受けた際に、技術料分の給付を受けられるのが、がん先進医療給付金です。
先進医療は「高い効果が見込める」「少ない痛みで治療を受けられる」など、革新的な治療法が多く開発されています。
その反面、健康保険適用外のため経済的な負担が大きく、費用面から泣く泣く治療を諦める方も少なくありません。
この保障は、先進医療の高額な技術料のサポートを受けられることから、治療の選択肢を広げることを可能とします。
なお、先進医療に対する保障は、基本の保障内容には盛り込まれず、特約扱いになっていることも多いです。
がん保険は、複数の保障を複合的に提供するタイプのほか、特定の保障に特化したものも存在します。
これらは保険金を給付するタイミングや、どの保障に力を入れているかによって「診断給付金タイプ」「入院給付金タイプ」「治療給付金タイプ」の3種に分類できます。
・診断給付金タイプ
診断給付金タイプのがん保険は、がんの診断を受けた際に受けられる「診断給付金」により、その後の治療や生活へのリスクに備える保険です。
診断を受けた時点でまとまった金額の給付を受けられることから、がんの治療を控えての安心感が高いのが特徴です。
ただし、入院や通院が長引いた場合、保障が十分でなくなる可能性があるため、給付金の金額は慎重に決定する必要があります。
・入院給付金タイプ
入院時の給付金をおもな保障とし、手厚くサポートするのが「入院給付タイプ」のがん保険です。がんの治療では、入院が長期化することも少なくないため、この部分の保障を強化することで、経済的なリスクに備えます。
ただし、がんは通院や手術による治療が適しているケースも多いです。そのため、通院メインの治療や手術に対する特約を追加したほうが良いこともあります。
・治療給付金タイプ
手術や放射線治療、化学療法など、さまざまな治療に備え、給付金を用意しているのが「治療給付金タイプ」です。
多様な治療に対応できるため、がん治療そのものに対するサポートに優れているといえます。
ただし、診断一時金の給付がないものや、入院に対するサポートが不足している商品も存在します。完治までの保障が十分かどうかは、総合的な評価が必要です。
自身の健康に関するリスクを漠然と認識してはいても、がんにかかることを身近に感じられず、がん保険に加入していない方は少なくありません。
では、現在加入している方は、いったい何がきっかけになったのでしょうか。
大手企業のビジネスウーマンであるとある女性は、大学の同級生が乳がんになったことをきっかけに、がん保険を検討し始めました。親しい友人との食事の場で、その事実を知ったそうです。
がんにかかることを、どこか「自分には関係ない」と感じていると、身の回りにがんになった人が出るとショックも大きいものです。
この女性は「がんは決して他人事ではない」と実感し、がん保険に加入することを選びました。これにより、未来の健康への不安は軽減されたようです。
・30歳でがん保険は早くない
40歳未満でがんにかかる人は、40歳以上と比較すると少ない傾向にあります。しかし、この女性の同級生のように、若くしてがんと診断される方も一定数存在します。
万一に備えて、若いうちからがん保険に加入するのは合理的な選択といえるでしょう。
また、20代・30代の若いうちにがん保険に加入することは、保険料の負担面からも検討の余地があります。
終身タイプのがん保険は、加入時の年齢に応じて保険料が変化します。比較的がんの発症リスクの低い30代までに加入することで、生涯の保険料を抑えられたり、将来健康状態によって加入できなくなるリスクを回避しやすいメリットがあります。
ただし、同じがん保険に長く加入すると、徐々に保障内容が時代に合わなくなる場合がありますので、定期的に見直しを行いましょう。
医療に関する保険は、がん保険のほかに医療保険も存在します。この2つの保険の違いがよくわからない、という方も多いのではないでしょうか。
医療保険は、がん保険とは明確に保障内容が異なる商品です。がん保険との違いと、詳細な内容を見てみましょう。
医療保険は、さまざまな病気やケガを保障対象とする保険です。入院や手術、先進医療などに対し、契約内容に応じた給付金を支払います。保障対象の病気には、がんも含まれます。
がん保険と大きく異なるのは、多くの場合、入院によって給付金が支払われる日数に限度があることです。「一度の入院で60日まで」「通算で1,000日まで」などと、契約時に上限を定めます。
がん保険は、保障対象をがんに限定している代わりに、通常入院の日数に限度を設けないケースが一般的です。
また、放射線治療や緩和療法など、がんの治療に対する保障が充実している点も、医療保険とは異なります。
医療保険やがん保険の保障は、基本となる「主契約」と、補助的に追加する「特約」の2つから構成されます。
主契約は対象の保険を契約する人全員が受ける保障であり、特約は保険料を増額して付加するオプションです。
例えば、医療保険であれば、入院や手術に対する保障が主契約となるものが多いです。主契約に対し、3大疾病の保障を手厚くしたり、先進医療の技術料を全額給付してくれる特約を付加したりするケースが見られます。
特約を付加するかは自分で選べるため、増額される保険料も考慮して、適したものを選びましょう。
保険には終身タイプと定期タイプの2種類が存在します。終身タイプは、一度加入すれば、解約しない限り保障は一生涯継続されます。
一方の定期タイプは、10年などあらかじめ決まった期間のみ保障を提供するものです。満期後に保障を継続するには、現在の保険を更新するか、あらたな保険に加入することになります。
更新が前提の定期保険は、更新時に年齢に応じて保険料を再計算します。満期後に再契約、またはほかの保険に加入する場合、再度健康状態の診査が必要です。
既往歴によっては「引き受けを拒否される」「一部の病気を保障対象外とされる」といったことがあります。
保険料の払込期間は、必ずしも保障期間と同じではありません。保険商品によっては、10年、20年と期間を定めたり、「65歳まで」など年齢で払込期間を設定したりすることが可能です。
払込期間を短くすることには、老後の保険料の支払いを軽減できるメリットがあります。逆に払込期間を延ばすと、毎月の保険料が減額されるため、短期的な負担を小さくすることが可能です。
がん保険のなかには、がんの診断を受けるなど、所定の条件を満たすと、以降の保険料の支払いが免除される特約を用意している商品が存在します。
がん保険を選ぶ際、どのようなポイントをチェックすればよいのか紹介します。
先進医療の保障があるかどうかは、がん保険を選ぶうえで重要なポイントです。
先進医療とは、大学病院などで研究されている医療技術のうち、厚生労働省の認可を受けたものです。
先進医療には従来の治療にくらべてさまざまなメリットがあります。より痛みや体への負担が少ない、治療痕が小さく済むなど、がんで苦しむ人にとって革新的な治療であることも多いです。
一方、先進医療の技術料は自己負担のため経済的な負担が大きい点が懸念されます。一般的な治療と共通する部分に関しては保険が適用できますが、総合するとかなりの出費です。
治療内容にもよりますが、先進医療の治療に数百万円かかるケースも見られます。
入院した場合だけでなく、通院による治療にも保障が適用されるかも、大切なポイントです。
近年がんの治療は、長期の入院から「早期に退院し、通院によって治療を継続する」という形にシフトしてきているからです。
通院による治療では「抗がん剤」による投薬治療が積極的に行なわれます。
抗がん剤とは、がん細胞のDNAを攻撃したり、免疫機能ががん細胞を攻撃するブレーキを解除したり、さまざまな仕組みでがん細胞と戦う薬です。
抗がん剤などによる治療に加え、治療の過程で発生するさまざまな症状を抑える「緩和ケア」も、近年は初期段階から行なわれるようになりました。
緩和ケアは末期がんの方に施す治療というイメージもありますが、最近は日常生活を維持し、治療を継続するために、早い段階から行なわれることが増えています。
アクサの「治療保障」のがん保険 マイ・セラピー(ガン治療保険(無解約払いもどし金型)上皮内新生物治療給付特約付)は、手術保障や入院保障に加え、入院なしの治療もサポートする「入院しなくても保障」を盛り込んでいます。
多様化するがんの治療を余すことなくカバーし、お客さまに寄り添う保障を提供いたします。
給付金の支払条件も、忘れずに確認しておきたいポイントです。
近年のがん治療は、従来の「手術と入院が中心の治療」から、手術・化学療法・放射線治療を組み合わせたものに変化してきています。
そのため「入院一日につき○万円」「一度の手術で○万円」という形での保障だけでは、カバーしきれない治療ケースもあります。
放射線治療や化学療法がメインの治療でも、十分な保障は受けられるのか、通院による治療でも給付金が受け取れるのかは、必ず確認しておきましょう。
がんの治療は、手術と入院がベースとなっていた従来の形から、患者ひとり一人に合った治療を、多様な選択肢のなかから選べる時代になりました。
がん保険は、どのような治療を選んでも十分なサポートを受けられるカバー力が求められます。
アクサ生命では、皆さまの暮らしを支える多くの保険商品やサービスを取り扱っています。フィナンシャルプランアドバイザーが、お客さま一人ひとりに最適な保険選びをサポートいたします。
アクサ生命のサービスは、単なる保険金の支払いによる経済的保障の提供にとどまりません。
お客さまが病気やケガなどのリスクに備え、よりよい人生を歩むために、さまざまなサポートをご用意しております。
アクサの「治療保障」のがん保険 マイ・セラピーは、入院・手術だけではなく、さまざまながんの治療を保障いたします。
①がんの治療をしっかりサポート
手術・放射線治療、化学療法(抗がん剤治療)をカバーすることで、さまざまな治療スタイルに対応できる保障を実現しました。
入院をともなう治療はもちろん、入院なしの場合の「入院しなくても保障」を盛り込むことで、通院メインの治療もしっかりとカバーします。
合併症発症リスクの高いがんは、さらに手厚く保障します。
②ガンにともなう痛みの緩和ケア(緩和療養)もサポート
近年は、初期のうちから緩和ケアを行ない、がんの治療を継続しやすくするスタイルも増えてきました。
マイ・セラピーは、緩和ケアの費用も手厚くサポートし、皆さまのQOL(生活の質)維持のお手伝いをいたします。
③保障をさらに充実させる特約など
保障をいっそう充実させる、以下のような特約をご用意いたしました。
・先進医療の自己負担に備える特約
・収入減に備える一時金特約
・ガンの再発に備えた入院給付特約
・患者申出療養にかかる技術料を保障する特約
がんの治療では、不安を感じる点や、手厚くしたい保障は個人によって異なります。マイ・セラピーは、一人ひとりに必要な保障を実現できるがん保険です。
④がん予防から治療まで安心のサポートサービス
アクサ生命は、給付金による保障だけではなく、がんの予防から治療までを総合的にサポートする、さまざまなサービスをご用意しております。
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