対談インタビュー
何気ない関係から信頼できるパートナーへ
大日ホールディングス株式会社 代表取締役社長 吉村 直紀さま
チーフ・エグゼクティブ フィナンシャルプラン アドバイザー 井上 悟史
責任感が強い井上さんの力が、どうしても必要でした
吉森社長と井上FAは、青年会議所(以下、JC)を通じて出会いました。
吉森社長:私が神戸JCの理事長で、井上さんが副理事長という立場でしたね。
最初会ったときの印象は、ものすごく真面目そうで、僕のようなタイプの人間と合うかな?と思っていました。今は冗談を言い合える仲になりましたね。
井上FA:JCの理事長と副理事長は、上司と部下みたいな感じですよね。理事長って組織のトップなので、僕たちは理事長を支えないといけませんし、守らないといけないという立場でした。
吉森社長:大変だったでしょう?
井上FA:いえ、そんなことありませんでした。楽しかったです。
吉森社長:そうはいっても、井上さんは責任感が強いから、相当大変な思いをしたはずですよね。辞めたいと言われたことも確かありました。
井上FA:すみません。そんなこともありましたね。
吉森社長:辞めたいと言われたけど、私は井上さんの力がどうしても必要でしたから、何とかとどまってもらいました。
井上FA:「ここで辞めたら、今までやってきたことがすべて水の泡になる」と言われて、踏みとどまりました。今は、あの時辞めなくて良かったと思っています。大変だった分、やり遂げた時の達成感は半端なかったですから・・・。
お付き合いからはじまった生命保険のご契約
井上FAは吉森社長から生命保険の提案をしてほしいと依頼されました。それは、いわゆる「お付き合いの保険相談」でした。
吉森社長:私は義理人情を大切にしているのですよ。すべてにおいて。JCで何年間も苦労しているのを見ているわけですから、こちらも何か役にたてないかなと思ったわけです。だから最初は、生命保険のセールスとして大きな期待は正直していなかったですね。
井上FA:期待してなったのですか!?
吉森社長:確かに期待していませんでした。1ミリも・・・。でも話を聞いてみると、期待以上でしたね。
井上FA:ありがとうございます。吉森社長の会社は大きい会社でいらっしゃるので、色々なセールスの訪問を受けるでしょうけど、その中で、本当に役に立つ話というのは、実はそんなに多くなかったりするかなと思っていました。
ですから、吉森社長の会社にとって何が大切かを考えて提案させていただきました。
社員想いの保険
吉森社長:私の要望は、役員の保険など会社として考える保険はあるかということでした。でも井上さんはそれだけではなく、社員のことを考えた保険を提案してくれて本当に嬉しかったです。
井上FA:吉森社長は、社員の幸せを一番に考える経営者というイメージでしたので、そのような提案をさせていただきました。
吉森社長:私は2代目なのです。まだ41歳ですけど、去年の10月に先代の親父が急死してしまい、いきなり2代目として450人規模のグループ会社のトップになってしまったわけですよ。
その時に何を思ったかと言うと、やはり、いい会社にしていかないといけない、ということでした。ではいい会社とは、どんな会社かと考えた時に、『従業員ファースト』の会社という結論に達したわけです。
社員が大勢いるわけで、彼ら、彼女らがうちに入社したのは自身の選択なんですけれど、その選択が正しかったと言ってもらえるような経営をしていかないとダメだと、それには幸福をどう提供できるかというのが、社長としての大きな役割というか、僕の生きるミッションだと感じています。
そこで、幸せとは何かといろいろ考えたときに、僕の解釈としては、「心」と「経済」。この二つの豊かさをどれだけ与えていけ るかだと思っています。仕事を通じて社員に心と経済の豊かさをどれだけ提供できるかというのは、すごく大事なことだと思っています。
井上さんは、そういう僕が目指していることに対して、保険以外にも、社員向けに研修や、福利厚生としての価値があるものなど、いろいろと提案してくれるので、本当に助かっています。
井上FA:私は生命保険のプロですので、保険に関して詳しいというのは当たり前です。でもそれだけでは、フィナンシャル アドバイザーではないと思っています。保険以外の提案でも、お客さまに喜んでいただくことが私の仕事だと思っています。
ですから、常にアンテナを張って吉森さんの会社に紹介できるものをウオッチしています。