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​貯蓄型の死亡保険(終身保険)とは?
掛け捨てとの違いも解説

​公開日:2024/06/03

​貯蓄型の死亡保険(終身保険)は、その名の通り一生涯の保障が得られる保険ですが、詳しい保障内容がわからない方もいるでしょう。掛け捨て型との違いや加入するメリット、契約上の注意点などについて解説していきます。

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​貯蓄型の死亡保険(終身保険)とは

​死亡保険(終身保険)とは、加入時から生涯を通して死亡・高度障害状態になったときに保険金を受け取れるものです。

保険料は基本的に一生涯変わらないため、途中から高額になる心配もなく、計画的に払い込むことが可能です。

保険期間は亡くなるときまで続くため満期はなく、満期保険金もありません。しかし、中途解約をした際に解約時払いもどし金が受け取れます。

なお、死亡保険には貯蓄性のある終身保険だけでなく、掛け捨て型の定期保険もあります。両者にはどのような違いがあるのか確認していきましょう。

​貯蓄型と掛け捨ての違い

​貯蓄型と掛け捨て型の大きな違いのひとつが保険料です。貯蓄型は解約した際に契約者が受け取れる解約時払いもどし金が含まれているため保険料が高額になります。

一方、掛け捨て型は解約時払いもどし金がない(あってもごくわずかな)ため、その分保険料が安く済むことが多いです。そのため、たとえ同じ保障内容であっても貯蓄型の方が保険料が高くなります。

では、貯蓄型と掛け捨て型のそれぞれの特徴について詳しく見ていきましょう。

■貯蓄型の特徴

貯蓄型の死亡保険の保険料は貯蓄性がある分高くなりますが、基本的に契約時に決まった保険料のままずっと変わりません。途中で段階的に引き上げられるわけではないので、高齢になってからも支払い負担は大きくならないというメリットがあります。

なお、保険料は死亡するまで払い込みを続ける「終身払」と、一定の年齢や一定期間内に終了する「有期払」から選択可能です。

■掛け捨ての特徴

掛け捨て型の多くは、終身型のように貯蓄部分がないうえに保険期間が定まっているため保険料が安いです。同じ保障内容でも終身型よりも保険料が安いため、一定期間の保障を手頃な保険料で手厚くしたい方に向いています。

しかし、保険期間満了後に更新する際には、その時の年齢で保険料が再計算されるため高額になるのが一般的です。高齢になるほど保険料の払込負担が大きくなる点はデメリットといえます。

​貯蓄型の死亡保険(終身保険)のメリット

​終身保険などの貯蓄型の死亡保険は、貯蓄性があるため資産形成に役立つことや、契約者貸付が利用できることなどのメリットがあります。

メリットについて詳しく見ていきましょう。

​解約時、保険料の一部が返金される

​終身保険を解約すると、解約時払いもどし金を受け取れます。定期保険のように掛け捨てではないので、万が一の備えだけではなく、資産形成としての役割も果たします。

なお、解約時払いもどし金の返戻率は保険商品や契約内容、解約のタイミングなどにより異なります。契約後すぐに解約すると、払い込んだ保険料よりも少ない金額になる可能性が高いため注意が必要です。

解約時払いもどし金がいくら戻ってくるのかは、契約時に受け取った設計書で確認するか、保険会社に問い合わせて確認しましょう。

​資産形成ができる

​終身保険は一生涯の保障となっているため、原則解約しなければ死亡・高度障害保障がずっと続きます。亡くなった際に死亡保険金が支払われ、遺された家族の生活費や葬儀費用などに活用できます。

しかし、終身保険の貯蓄性が利用できるのはそれだけではありません。万が一急にまとまった出費が必要になった場合、解約時払いもどし金を資金に充てることが可能です。老後資金が不足した場合に補填したり、住宅ローンを完済するために利用したりと、ご家庭の状況に合わせて利用できます。

​契約者貸付が利用できる可能性がある

​急にまとまったお金が必要になったとき、終身保険を解約しなくても「契約者貸付」を利用すればお金を借りられる可能性があります。

契約者貸付とは、お金が必要なときなどに解約時払いもどし金の一定範囲内で借入できる制度です。借入できる限度は保険会社や商品により異なりますが、一般的に解約時払いもどし金の7~9割程です。

契約者貸付を利用しても、保険契約を解約する必要がないため、保障は継続します。

ただし、借入する際には保険会社所定の利息がかかるほか、契約内容によっては借入できないことがあります。また、返済しないでいると利息が増え借入残高が解約時払いもどし金を超えてしまい、契約が失効してしまう点に注意が必要です。


​貯蓄型の死亡保険(終身保険)の注意点

​終身保険から死亡保険金を受け取る場合、保険料負担者と受取人の関係によって所得税・相続税・贈与税のどの税金がかかるのかが異なります。

契約者(保険料負担者)と受取人が同じで被保険者が異なる場合は所得税、契約者と被保険者が同じで受取人が異なる場合は相続税、契約者・被保険者・受取人がいずれも異なる場合は贈与税が課されます。

ほかにも、保険料が高いことやインフレ対応が難しいなどの気を付けたい注意点もあるため、確認していきましょう。

​保険料が高いケースがある

​すでに触れたように、貯蓄性のある終身保険は保険料に貯蓄分が含まれているため、定期保険と比較して高額になるケースが多いです。掛け捨てにならないとはいえ、毎月の保険料の払込が難しくなることもあるでしょう。

その場合は、貯蓄性にこだわらず、割安な保険料で手厚い保障を受けられる定期保険への加入を検討するのもひとつの方法です。

保険は大切なものですが、経済的に大きな負担とならないよう、家計を圧迫しない範囲のプランを選択しましょう。

​インフレ対応が難しいケースがある

​一般的に終身保険では、死亡保険金や高度障害保険金の額は契約時に決められます。解約時払いもどし金は生命保険会社所定の利率にしたがって計算されています。

受取時に物価上昇などによる調整が行われないため、仮にインフレが起きていると受け取れる金額の価値が目減りしている可能性がある点に注意が必要です。つまり、契約時に死亡保険金として2,000万円が必要と判断して設定したとしても、実際に受け取るときには2,000万円の価値がなくなっているということです。

なお、運用成績によって死亡保険金額が増減する「変額終身保険」や、払い込んだ保険料を外貨で運用する「外貨建終身保険」ならインフレリスクを回避できる可能性があります。


​貯蓄型の死亡保険(終身保険)が向いている人の特徴

​終身保険への加入が向いているのは以下のような方です。

  • ​備えは欲しいが貯蓄が苦手な方

  • ​ご自身が亡くなった後の経済的な不安を解消したい方

​終身保険は一生涯の死亡・高度障害保障を得ながら貯蓄もできる保険です。貯蓄が苦手な方でも、保障と貯蓄を両立して備えられます。

また、ご自身が亡き後、遺族に死亡保険金を遺せるので、家族の今後の生活費に役立てられます。


​貯蓄型の死亡保険(終身保険)は他の商品とのバランスを考えよう

​貯蓄型の死亡保険(終身保険)は、契約時から生涯を通して死亡・高度障害保障を得られる保険です。貯蓄性もあるため、老後の生活費や子どもの学費などに充てられる点は大きなメリットです。

ただし、掛け捨て型と比較して保険料が高いため家計への負担が大きくなる傾向があります。一生涯の保障は大切なものですが、ほかの商品も上手に活用して家計に大きな負担をかけないようなプランを考えましょう。

​アクサ生命ではさまざまなニーズに合った死亡保険を取り扱っています

​アクサ生命では、保険料が一生涯変わらない終身保険や持病がある方向けの死亡保険など、さまざまなリスクに備えた商品を揃えています。

死亡保険の加入や見直しを検討している人はぜひ下記ページをご確認ください。
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■記事の監修者


名前:石野恆正(いしのつねまさ)
保有資格:トータル・ライフ・コンサルタント


​生命保険会社の営業として、多くの家庭のライフプランの作成や保険の見直しサポート、新規提案などを経験。現在は独立し、生命保険、医療保険、社会保障制度を始めとする豊富な知識に加え、自身の資産運用の経験を活かしながら、金融関連記事の執筆や監修などを行っている。

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