さまざまな立場から「数字」に関わり、自分の引き出しを増やしていけるさまざまな立場から「数字」に関わり、自分の引き出しを増やしていける

INTERVIEW

商品開発本部 商品数理課

山口 崚宏

Takahiro Yamaguchi
2017年新卒入社

数字と向き合い、その意味を考える面白さ

​就職活動では、これまで学んできた数学を使える仕事に就きたいと考えていました。そのなかでたどり着いたのが、アクチュアリーという職業です。アクサ生命には決算や商品開発、資産運用、リスク管理など、アクチュアリーの活躍フィールドが幅広く用意されていると聞き、興味を持ちました。

入社直後の配属はファイナンスで、国際会計基準の決算業務を担当。社会人としての基礎もなく、決算についてもわからないことだらけでしたが、自己評価と上司のフィードバックを重ねることで成長していきました。決算は、会計ルールに則って集計・計算が行われることから、まずは正確でミスのない計算が求められます。短期間で正確に決算数字を算出していく楽しさはある一方、ともすると思考停止になり、ただ計算するだけの“計算マシーン”になりかねません。しかし、先輩たちにサポートをしていただきながら数字と向き合うにつれ、自分なりに「今年はどうしてこのような結果になったのか」「前四半期に比べてここが変わり、次の四半期ではこうなるはずだ」などと、算出した数字の意味を考えられるようになりました。導き出した数字の持つ意味をわかりやすく関係各所に説明することで、計算の意義も最大限に活かせる。そのプロセスこそがアクチュアリーのやりがいだと、いまは感じます。

山口崚宏山口崚宏

商品開発のあらゆる場面にも、数字は欠かせない

​会社全体の数字を見る決算の仕事をしているのに、自社の商品についてあまり理解できていないと感じるようになったのは、入社2年目のことでした。そこで、商品について知識を深めるべく、手を挙げて商品開発本部に異動。商品数理の目線からどのような商品をつくるべきか考え、収益検証や料率算定、金融庁商品審査に携わるようになりました。

ひとつの商品が世に出るまでには、ほぼすべての工程に数字がついて回ります。商品の特性を固めていくためにも、保険料や収益性を踏まえて検討することは欠かせません。しかし、すべてにおいて100%の商品をつくることは難しいもの。だからこそ商品デザインや保険料、収益性、リスク、開発コストといったあらゆる要素を並べて、ベストなバランスを探っていきます。多くの関連部署と協議し、商品案の各種変更にも臨機応変に対応しながら、落としどころを見つけていくのです。

山口崚宏山口崚宏

​そんな過程を経て発売となった商品がお客さまに受け入れられると、本当にうれしく感じます。直近では変額保険「ユニット・リンク」の保険料払込免除特約「ワイドケア」や「ユニット・リンク保険(定期型)」の創設に携わっていたのですが、発売後に営業部門の方々から「とてもいい商品を作ってくれましたね」とフィードバックをいただけました。自分の仕事がその先でお客さまのお役に立てていることを、誇らしく感じましたね。


経営判断に繋がる臨場感ある仕事、そこから見える将来のキャリアビジョン

​決算でも商品数理でも共通しているのは、自分の計算が経営に直結することです。いま取り組んでいることが先々どんな結果になるかを予測する仕事なので、会社の意思決定に直接影響を与えます。入社前は「自分は最下流の計算作業だけを担当して、その結果がバトンのように上司たちに渡されていき、経営層がジャッジをするのだろう」「結果がどうなったかは見えないのかもしれない」などと考えていましたが、実はそうではありません。上司に報告した数字が、次はそのまま経営陣に届くこともあり、臨場感は想像以上です。「この提案は、こういう背景があるから採用できない」「この結果を見る限り、いまやりたいことは実現できそうですね、この方針でいきましょう」など、具体的なフィードバックをもらえます。

​若いうちからこうした打席に立てるのは、アクサ生命の大きな魅力でしょう。さまざまなチームのさまざまな仕事を体感することで、アクチュアリーとしての引き出しも増えるはず。私もまた頃合いを見て、別の部門に異動したいと考えています。アクサ生命は、会社や上司が自分のキャリアを決めるわけではありません。各自が主体性をもってキャリアデザインをすることを尊重しています。 だからこそ、自分で動けばいくらでも経験を重ねられる場所なのです。

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1日のスケジュール1日のスケジュール

1日のスケジュール1日のスケジュール 山口崚宏

​これから応募される方へのメッセージ

これから応募される方へのメッセージこれから応募される方へのメッセージ 山口崚宏

​若手のうちから責任のある仕事にチャレンジしたい方に、ぜひおすすめしたい会社です。自分から手を挙げれば、いくらでも成長機会を与えてくれます。そのためには、待っているだけではなく、上司としっかりコミュニケーションをしておくことが大切。自分が何をやりたいかを考え、はっきり伝えれば、道がどんどん拓けていくと思います。

​(2022年12月1日時点)


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